こんなことになるなんて・・・・・・ あるバーで俺は酒を飲んでいた。2杯目を注文しようとしたとき携帯が鳴った。 「はい、もしもし。」 「私だ、ただちに本部へ来い。」 「はいわかりました。」 自然に気が引き締まった。そして立ち上がり、車に乗って港近くの倉庫に行った。 ここが本部である。 「ただいま参りました、何かの指令でございますか。」 「あたりまえだ、ハリーを知っているな。あいつがわれわれの情報を持ち出して、逃走したのだ。直ちに殺せ、これはハリーが逃げたと思われる住所だ。予定はあさって、わかったな。」 住所の書いてある紙を渡された。 あさっては彼女とのデートがある。だから、次の日さっそくあいつの住所に行った。 顔は見えないがあいつらしい男が出てきた。車に乗りどこかに行こうとしている。変装して後をつけた。 するとデパートに着いた。あいつは中に入っていった。(のんきなやつだ)と思いながら車に爆弾をつけた。スイッチ式だ。 しばらくするとあいつは帰ってきた。俺は車に乗り込みタイミングを見計らった。 今だ、スイッチを押した。ドッカーン、すかっとした。この爽快感はたまらない。そのとき携帯が鳴った。 本部に出頭しろとの命令だ。 「すまない、住所を間違えてしまった。私のおじが住んでいる住所とあまりにも似ているので間違いて、書いてしまった。こっちが本物の住所だ。」 1枚の紙を渡された。 「しかし間に合ってよかった。」 (くそーやべーやべーやばすぎる)車に乗りながらおれは考えた。 「・・・・・・しょうがない、逃げるか。」家に帰り着きありったけの銃を持ち出した。 そして、一晩車で走り続けた。 いまはアパートの中にいる。暇だから銃の手入れをしていた。ふと窓の外を見てみると・・・・・・・・・あっ・組織の連中だ。ざっと四人。早い、さすが組織の情報網だ。 階段を上ってきている音がする。 カチッ・・・・・・どどどどどどどっばばばばばばばばば ガンッ 「やつは死んだか?」 「わからん煙で見えない・・ちょっとみてくるわ・・・・・・・・。」煙の中に入って行った。うっがふっ・・・・・・・・ 「どっどうした。」 「ふーいっちょ暴れてやるか。」 天井のうえで、考えながら思った。顔が自然にほころんでくる。マシンガンを構え屋根の上に足を引っ掛けた。 「ハロー。」 「わっおまえは。」「そんじゃーGood bye? 。」 どどどどどどどど ひゃっほー ばばばば ぐふっうっ よしそんじゃーおしまいに手榴弾のプレゼント。カチッカンカンカン・・・ドーン。路地に飛び降りた(マ○リックスのトリ○ティーふうに)。 「ムヒョー爽快すぎるぜ、もういいや、組織をぶっ壊してやる。ハリーの事なんかどうでもいい」(二重人格?) プルルル、プルルル 携帯が鳴った。 「はい、もしもし・・・・。」 「わかれよ。」カチップープープー・・・・あっ彼女のこと忘れてた〜 もういい、今は組織のことで頭がいっぱいだ。今夜は車の中で寝た。 朝・「よっしゃー行くぜー。」ついたのは夜になった。入り口には武装した門番がいる。 少し離れたとこからスナイパーで瞬殺。よゆうでしんにゅう完了。ものかげに隠れた前方に7,8人くらいが飯を食っている。カチッドーン・・・次の部屋に行った。 うわっ どどどどどっどっどっどどどど 「お前なのはわかっている。さっさと出て来い。」 「やーだよ。」カチッドーン ・・・・・・・くそっ 今思えばこの組織、雑魚いやつらしかいねーなーと思いながらドアを開けた。キー ガタン こんばんは ボス・・・・・・。 |